ここでは「感覚ピエロ – 疑問疑答」について、簡単な解説を書いていきます。TAB譜は下のリンク、Piascore楽譜ストアから購入できます。
右手のピッキング
このフレーズは、オクターブの弦飛びに加え、4弦で3F分の移動によって左手も少し忙しいですが、今回はピッキングについて解説していきます。なお、今回は指弾きの想定で話を進めます。
まず、オクターブが出てくる関係でピッキングの順番を決めてしまった方が楽になるでしょう。オクターブ奏法は、オクターブ下を人差し指、オクターブ上を中指でピッキングというのが基本と言えるので、必然的に小節頭は人差し指からピッキングすることになります。
そこで問題となるのが小節34の後半で、素直に弾くと最後の音は人差し指となります。なので、次の小節にかけて人差し指で連続して弾くことになります。小節頭は絶対人差し指という事を意識するとかなり弾きやすいと思います。誤魔化すやり方としては、小節34の最後、3弦5Fから7Fはハンマリングで弾いてしまうというやり方もあります。難しいと感じた方はお試しください。
このように、ピッキングの順番を決めてしまうことも場合によっては有効です。どのように弾けば効率的か、楽譜を見る段階からイメージすると早く覚えられることも多いのではないでしょうか。
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