【ベース・ピック弾き】弦移動のコツやアレンジ

総合

 今回は、ベースのピック弾きにおける弦移動におけるコツや、簡略化するアレンジについて書いていこうと思います。

 まず最初に、弦移動が指弾きと比べなぜ難しいか考えていき、こんなアレンジをすれば多少簡単になるという紹介をしていきます。

 最後には、弦移動に慣れるための簡単な練習方法も紹介していこうと思います。

弦移動はなぜ難しいのか?

 まず最初に、ここで言う「弦移動」ですが、文字通り、弦を移動してピッキング・演奏することです。よく縦移動と言われるものですね。4弦から3弦へ、3弦から2弦、また3弦へ…そんなピッキングを指します。

 さてそんな弦移動ですが、ピック弾きにおいてなぜ難しいのか?

 私としては、指弾きにはレイキングというやり方があるのが一つあると思います。

 レイキングとは、同じ指で高音弦から低音弦へと一度に弾くテクニックですよね。これは指弾きのメリットの一つです。高音弦への移動は、どちらも違った難しさがありますが、低音弦への移動は圧倒的にピック弾きの方が難しいと思います。

 それに加えて、ピック弾きは小節頭はダウンピッキングで弾くという、ある程度の弾き方というかセオリーみたいなものがあります。これがまたややこしいポイントになってくると思います。指弾きの場合、小節頭が人差し指だろうが中指だろうが結構対応が楽ですからね。

 そんな理由で弦移動が慣れない…といった方もいるかと思います。

 ただ、どうしても文化祭やライブまでに仕上げなければ…だけど楽譜どおりに弾けない……といった場合に、少しは簡単になるかもというアレンジの仕方を紹介していきます。

簡略化アレンジ

 さっそく紹介に入りたいと思いますが、ある程度の題材があった方が分かりやすいと思うので、今回は私が投稿している弾いてみた動画を例にとって進めていきます。

 元となるフレーズは下の動画の中から選んでいます。

 ちなみに、この演奏は耳コピしたものなので間違いもあると思います。しかし、今回は仮にこれが正しい譜面であり、それを修正したりして弾くということで進めていきます。

ルート弾き

 まず一番簡単なやり方として「ルート弾きにしちゃおう!」というアレンジです。まあアレンジと呼んでいいのかは不明ですが…

 ただし注意点は、キメとなるフレーズは変えないほうがいいでしょう。この動画でいうところのイントロ部分ですね。それ以外の細かく動くフレーズぐらいであれば、思い切ってルート弾きへ。キメ部分だけは頑張るといった感じにしていくのも良いかも。

キーフレーズの簡略化

 キーフレーズの簡略化。これは場面が限られますが、この曲では妥協することが可能です。(とはいえ、この曲の場合弦移動がないので、今回の内容とはズレますが)

 やり方としては音数を減らします。この曲の場合、上の元フレーズから下のフレーズに簡略化してみました。

 同じ音が続いた場合に、グルーヴ感やノリを崩さない程度であれば可能です。

 もちろん、本来のフレーズの方がいいのは間違いないですけど…。どうしても弦移動ばかりで辛い、弦移動はないけど難しいといった場合、曲によりますが使えます。

オクターブフレーズの簡略化

 ネーミングが難しいですが、今回のオクターブフレーズは下のようなフレーズを指します。

※1小節目

 結構な確率で出てくるフレーズをじゃないでしょうか。

 このフレーズは、まさしく弦移動が大変です。特に小節前半、8分でダウンアップダウンと弾くのは慣れないと難しいです。まさしく縦移動。

 ですので、こういったようにかえてみます。

 スライドを使う事で、ピッキングが減るので右手は楽になります。

 ただし、次の小節の3弦2Fへの移動は大変なので、一つ目のように音数を減らす、あるいは二つ目のようにその後の運指を変える等で対応します。

 これは後のフレーズ次第でもあるので臨機応変にといった感じでしょうか。

ハンマリングによる簡略化

 次はこのようなフレーズを考えます。

※ D=ダウンピッキング U=アップピッキング

 このフレーズは3音で一つの塊となっていますが、フルピッキングの場合ピッキングがズレるので少し難易度が上がります。

 こういった場合はハンマリングを使うと3音の塊を同じピッキングで弾けるので楽です。

※ H=ハンマリング

 ただし、フルピッキングに比べリズムがズレやすいです。またこのフレーズの場合、単純なハンマリングに比べ、4Fのセーハの分ハンマリングが少し難しくなります。

フレーズの統一による簡略化

 曲によっては、似たようなフレーズを少し変えて弾いている、そんな場合もあります。

 この曲の場合、あるところでは最初のフレーズ、またあるところでは次のフレーズと似たようなフレーズが出てきます。

 ルート音が、1つ目は3弦4F、2つ目が3弦2Fと違いがあるものの、小節後半で少し動くフレーズになっています。

 この2つであれば1つ目の方がピッキングが難しいと思うので、思いっ切って2つ目のパターンに統一するといったやり方です。

 このやり方は次の小節のコード(ルート音)への流れなどもありますが、自然であれば十分使えます。

 メリットはピッキングが楽になる点もありますが、覚えるのが簡単になります。

 こういった少しの差が曲の勢いや雰囲気を変えるポイントにもなりますが、妥協できるポイントでもあるのかなあと思います。

得意な形へ変更

 先ほどのフレーズのようなちょっとした動きであれば、自分の得意な形や、以前に弾いたことのあるものへの変更という手段もあります。

 例えば以下のような感じです。結構よく見る形だと思います。

※ 次の小節のルート音”3弦6F”へ続くフレーズ

 こういった形は、ちょっとしたアレンジをしたい場合にも便利です。譜面を見て、こんな感じにフレーズを繋いでいるんだと勉強にもなりますし、自分の引き出しにもなるかと思います。

弦移動の簡単な練習方法

 最初の項目でも少しふれましたが、(個人的に)弦移動の難しいポイントはピッキングがダウンアップと絡まる時だと思います。

 これは人によってどんなパターンが苦手か分かれるかと思います。例えば、高音弦から低音弦へ移動する際、低音弦の最初の音をアップで弾かなければならないパターンが苦手…といったように。

 そんな場合こんな練習もいいかもしれないです。

 ひとつ目は外側からピッキングするパターン、2つ目は内側からピッキングするパターン。ルート弾きからスムーズに移動できると良いですね。

 少し難易度を上げて、弦移動も行うパターン。

 フレーズは同じですが、ダウンから始めたり、アップから始めたりと変えることで練習になると思います。

 どちらもギターのオルタネイトピッキングの練習でよくあるものです。ベースは弦の間隔が広いので難しいですが、ピッキングの基礎練となるでしょう。

まとめ

 今回はざっくりとではありますが、ピッキング・弦移動の難易度を下げるアレンジを中心に紹介しました。

 簡単なフレーズで慣らしていくことは良い事かもしれませんが、徐々に色々なフレーズ・運指・ピッキングに挑戦しましょう。逆に、難しいフレーズに出会った時は自分がレベルアップするチャンスです。是非挑戦していきましょう。(私も日々練習です!!)

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